欧州には美女・美男が多い(気がする)理由が分かったという話
しばらく欧州(主にパリ)で仕事をしていたのだが、その際気が付いたのは「美女・美男が多い!」ということ。
(注:写真はイメージです)
一方で、フランス美男とアジア系の残念女子のカップルが多いのも発見し、そこは不思議だった。
ただ、この度その理由を解き明かした(気がする)ので、自説を開陳させていただきたい。
・・それはパリでの食事事情に関係する。
パリで長期出張するにあたり、当然ながらフランス料理が多くなる。
初めのうちは、毎晩のようにフランス料理を食べるわけだが、1週間もすると和食・アジア料理が恋しくなる。
当然、このご時世なので、種々のアプリを駆使して評価の高い和食・アジア料理を探して行くわけだが、やはり日本で食べる水準からは遠い。
(例えば、寿司はほぼサーモン、サラダはコールスローというのがなぜかパリの定番だ)
たまに、良い水準のものもあるが、それは高い。
で、またフランス料理に戻る、ということを繰り返していたのだが、ある日、ふと思い立ってエジプト料理に行ってみた。
そうすると、これが美味かったのだ!
ただし、もちろんパリのエジプト料理が本場の味なのかどうかは私には分からない。
でも、うまいかまずいかで言うと、間違いなくうまい。
・・そこで、はたと気が付いた。
「これは欧州で美女・美男が多いという事象と同じではないか」と。
要は、こういうことだ。
<料理>
- 日本人にとって、和食・アジア料理は食べなれている → うまい・まずいに細かい区分ができる → 標準よりちょい上、くらいでは「うまい」と思わない → うまい店が少ない!
- エジプト料理は食べなれていない → うまい・まずいの細かい区分ができない → まずくなければ「うまい」 → 半分くらいの店が「うまい」判定になる
<人>
- 日本人にとって、欧州人はさほど見慣れていない → 美醜の細かい区別がつかない → 何となく半分くらいが美女・美男に見える → 美女・美男多い!
- アジア人は見慣れている → 美醜の細かい区別がつく → 美女・美男は少ない!
そう考えると、フランス美男とアジア系の残念女子のカップルが多い問題にも説明がつけられる。
- フランス美男: アジア系女子を見慣れない → 美女に見える可能性が高い
- アジア系女子: フランス男子を見慣れない → 美男に見える可能性が高い
従い、フランス美男(と私が思っていた男たち)はひょっとするとフランス人基準からすると標準かそれ以下の可能性もある。
そう考えると、国際恋愛というのは夢があるかもね。
・・ただ、フランス美女とアジア系の残念男子のカップルはほとんど見かけなかったので、そこは別の理由がありそうだ。
左手にししとう、右手にスプーンのカレー屋- コロンビア8@淀屋橋
大阪ランチシリーズ。
その中でも、カレーの聖地、淀屋橋のカレー屋さんシリーズ。
今回はコロンビア8へ。
店はカウンターのみのこじんまりとした感じ。
初回なのでとりあえずおススメっぽいものをチョイス。
・・で、ここからがいかにも大阪で面白い。
カレーと同時にししとうを渡される。
「?」と思っていると、「まずはししとうで苦味を感じてください。その後カレーを。左手にししとう、右手にスプーン。大阪では常識ですよ」とマスター。
常識かどうかは分からないが、言われた通りに食べてみる。
多くのスパイスの複雑な味がして美味しい。
ただ、個人的にはもうちょいパンチが強めの味の方が好きかな。。
ということで、「左手にししとう、右手にスプーン」という謎のスタイルを楽しむためだけでもネタ的に意義があるなあ、と思ったカレー屋さんでした。
<本日の採点>
謎のスタイル度 ★★★★
カレーはスパイス系。ボタニカリーとかにちょっと似ているかな。
東京で言うと神田のエチオピアとかの系統。
カレーじゃなくて”スパイス料理” - スパイス料理ナッラマナム@淀屋橋
大阪ランチシリーズ。
淀屋橋あたりでしばらく働くことになったが、この辺はどうやらカレーの聖地っぽい。
レストランレビューサイト 食べろ具(仮名)のランチ上位を見ても、カレー屋がずらり。
カレーのような感じなのだが、「唯一無二のスパイス料理」との触れ込みが気になっていたところ、ようやく行けたナッラマナム。
かなり遅めにいったので、店には僕以外に2名のみ。店はカウンターのみのこじんまりした感じ。この辺の店はこういうバーを転用した感じが多いなあ。
カレーを何種類にするかを選び、あとは追加トッピングを考える感じのメニュー構成。
今回はカレーを2種で追加トッピングなしのスタンダードな感じで選択。
ちなみに、分かりやすく「カレー」と書いたが、店主は「カレー」という言葉を基本使わないのだそう。彼が作っているのはあくまで「スパイスを活用した料理」であって、「インドカレー」「ミールス」といった一般名称で括られると、正確ではないので嫌なのだそう。
頭一つ抜けた料理を作ろうと思ったら、これくらいのこだわりが必要なのかもなあ。
・・ちなみに、僕にとっては「これまで食べた中でかなり上位に入る美味しいインド風カレー」でしたが、そのまま伝えたら嫌がられるんだろうな。
<本日の採点>
こだわりによって唯一無二のポジションを確立度 ★★★★
味自体に加えて”情報”を食べるものなので、こういう「うちは唯一無二なんです!」というポジション取り、ストーリー作りは大事ですね。
【TVメモ】薄々分かっていたが映像で見るとやはり衝撃「縮小日本の衝撃 by NHKスペシャル(NHK)」
本日のTV番組:縮小日本の衝撃 by NHKスペシャル(NHK)
今年、国勢調査で初めて人口減に転じた日本。東京でさえ、2020年には減少になる。
「・・となると、どうなるのか」というお話を先に人口減になっている地方都市から紐解く特集。
いやあ、頭では理解していたが、映像で見るとテンション下がりますな。。
<チェック>
- 豊島区のお話
- 消滅可能性都市に指定されてからタスクフォースを組織して検討
- 元々は20代前半で流入超過、20代後半-40代で流出超過
(いったん東京に出て来て、家族ができて郊外に出て行く) - しかし、流入している20代前半層は既存層より年収が40万円低く、平均240万円程度。これでは結婚しないだろうし、税収にもつながらない
- 最近は東京オリンピック関連で30代も流入が増えているが、工事で不足する警備員的な仕事が増えているため。
こうした仕事は日給8000円、年収200万円程度なので、結婚もしないし、税収にもつながらない - 豊島区予想
- 2028には人口減少
- 2060年には100億円の税収不足
- 大幅に行政サービスを縮小せざるを得ない
- ちなみに、2040までには東京の全地域で人口減少
- 夕張の現状
- 最盛期11万から現在は9000人へ
- 公園、図書館廃止。病院も廃止
- 市長の手取りは158,000円。タクシー代等の経費は自腹
- 西陵団地の撤退戦。
意図的に住民を減らし、集約してコスト削減 - 地元高校への進学が8割から33%へ
- 行政サービスを住民が担う流れ
<所感>
人口が減少すると、空き家が増え、使用効率の悪い(少数の人にしか使われない)道路等のインフラが増えてくる。
人が減ると基本的には税収も減るわけで、今まで通りメンテナンスするだけのカネはない。
となると、いろんなモノのサービスレベルがどんどん落ちていく。
荒れ放題の道路、雨漏りがして地震が起きたら危険な保育園、荒れ放題の田舎の土地とかが次々と映し出され、「(進み方の濃淡はあるだろうが)いずれ日本中がこうなるんだぜ」というのは寒気がする。
とはいえ、間違いなく人は減るわけだから、かなりの確率でそうなるんだろうなあ。
個人レベルでの防衛策としては、元気のある人は「伸びている海外で勝負」ってことなんだろうが、それはそれでまた違う難しさがある。
あとは、せめて影響の少ない都会で働く、とかかな。
「公務員になりたい」って人はこの番組を見といた方が良いかも。
これを見れば確実に日本全国で公務員は大リストラ大会になることが分かる。
とはいえ、地方で公務員以外に職があまりないってことも理解できるので、そこは難しいとこかもしれないですが。。
「パソコン1台で世界相手に商売!」っていうのが、冗談でなく多くの日本人にとって頼みの綱になってくるのかもしれない。
”ドン的な人物”を更迭するのはなかなか面倒ですよ、というお話
このところ少し収まって来たが、”都議会のドン”こと内田氏はなかなかの権力者である様子。
いったんこういう力を持っちゃうと、本人自体もそうだけど、取り巻きがいっぱいいるのが面倒なんですよね。
この件の報道を見ていて、自分の会社で大企業の偉いさんがこっそり更迭した話を思い出したので書いておきます。
大企業にいた時に、同僚の女子が部長のセクハラにあっていた。
まあ、その女子自体もちょっと野心家だったこともあり、部長に取り入って良い目を見ていたということはあるので、100%部長だけが悪いとは言わない。
ただ、その女子がそこそこ部長に良い顔をするものだから、飲み会では必ず横に呼ぶし、体を触ったりするようになってきたので、度を超して来た。
そこで、さすがの野心家女子も、「そろそろまずい」と思ったらしく、部長から距離を置こうとしたのだが、部長のご執心ぶりは勢いを増すばかりで、かなり露骨に愛人になるよう迫り始めた。
で、女子は状況を脱却しようと周囲に相談したが、ここが難しいところだ。
というのは、その部署は部署のドンこと部長が牛耳っているため、その部署の幹部は部長派で占められていたのだ。
(注:ちなみに、その部署の派遣社員は全員その部長好みの容姿の若い女子社員だった。世の権力者ってのはこういうもんですなあ)
で、何が起きたかというと、その女子社員は取り巻きである課長クラスのおっちゃんに呼び出され、「いらん動きを取るな」「(言外にではあるが)おとなしく愛人になったらどうか」的なことを毎日説得される羽目になった。
僕も証拠集めやらで若干だけ協力したが、協力していたことがどこかからバレたらしく、匿名のメールで「手を引け」との連絡が来たりした。
その後、人事に駆け込んだわけだが、証拠集めとかでなかなか苦労した。
何せ大物な訳で、人事部長も簡単には手が出せない。
で、セクハラ現場の音声を録音する等して、ようやく人事にも認めさせた。
ただ、やっぱり大物だったので、それでもクビにはならなかった。
辞令も出されず、こっそりと子会社役員となった。
この辺の一連の流れで面倒なのは、”取り巻き”の対応だ。
ドンは直接手を下さない。
脅したりする役目は取り巻きだ。
後で分かったが、この部長はセクハラ&強制愛人化の常習犯で何人も女子を辞めさせていた。
でも取り巻き等の活躍(?)で全部もみ消されていたそうな。
・・てな事例考えると、都議会のドンだともっと取り巻き対応が難しそうだ。
ドンだけならともかく、何十人もの取り巻きからいろんな嫌がらせを受けたら、議員くらい辞めようって気になるわなあ。
今度は人事部もホットラインもない訳で。
まあ、最終的に選んでいるのは都民だから選挙で何とかすれば良いんですが、ま、その当の”選挙”で誰を公認するか(ほぼイコール誰を当選させるか)を握るポジションにいるから彼は強いわけですが。。
【TVメモ】意外に示唆的なヒット番組ポリシー「人生のパイセンTV - 短パン社長の回(フジテレビ)」
本日のTV番組:人生のパイセンTV - 短パン社長の回(フジテレビ)
典型的な深夜ノリのテレビ番組。
この番組で言う”パイセン”とは、
「人からバカだと言われようが己のポリシーを貫き人生を謳歌している先輩」
とのこと。
・・・ということで、良くも悪くもちょっと突き抜けた感じの趣味嗜好を持つ方々が登場して、そのこだわりを存分に披露する感じの番組。
この手の番組はTV東京が多いが、フジテレビと知って驚き。
有名タレントを担いでとにかくチャレンジしない社風がすっかり定着した感のあるフジテレビでこんな番組を作るんだなあ、と。
<チェック>
有名人でもない番組が見いだしたシロウトである、”短パン社長”と番組のディレクターが表参道を歩く。
で、短パン社長のこだわりである”股下10cm以下(注:小学生の運動着レベルの長さである)”の短パンを広めるというのが番組内容。
具体的には、
- 短そうな短パンを履いている人を見つけて声をかける
- 短パンの股下を計る
- 10cmを超えている場合(普通は超えているわけだが)、「正しい短パン」にすべく、10cm以下に切ろう、と提案する
- ノリの良い人は切るし、普通の人は切らない
という企画。
で、MCから番組の名物ディレクターに「有名人も誰も出てないのに、なぜこの短パン企画がヒットするんだろうね?」と問いかけられた際に、ディレクターの回答は、
「他がやってないことをやってるからじゃないですかね?」
とのこと。
<所感>
頭を使わずにちょっと面白いものを見たい時にはちょうど良い番組。
有名人を使わない、当たり外れが大きそうな(というか、外れそうな)くだらない企画を「他がやってないけど、面白そうじゃん!」ということでやってみるのは、大企業では結構難しい。
(だからこそ、TV東京はそこで勝負するわけで)
TV局のバラエティーだから一般企業よりはマシな気もするが、近年のフジテレビを見ていると、”あの”フジテレビでこんな企画をやって当てたというのは結構な覚悟だと思う。
チャラそうだけど、あのディレクターはすごいと思った。
・・俺もリスクを取って「他がやってないこと」をやってみないとなあ。
PlayStation®VR体験会、行って来ました
近い将来、現在のTVくらいの市場規模になるといわれるVR。
ヘッドマウントディスプレイってこれまでも何度か尻すぼみで終わっている気がするので、本当かよ、と思いながらも、「今度こそ本当に来る!」という声も強いので、体験してみた。
・・といっても、ビックカメラに行ったらたまたま体験会をやってただけなので、熱量はそこまでありませんが。
行って来たのはこれ。
近い時間で体験できそうな整理券をもらおうとしたら、「この時間帯だと”サマーレッスン”になりますけどよろしいですか?」と聞かれる。
サマーレッスンって何だ、と思うと、↓こういうやつだった。
良い歳した男がこれをやってはいかんだろう、ということで、ちょっと待つ事にはなるが、無難な↓これに変更。
で、ディスプレイを装着すると、確かにこれまでにない感じ。
見た方向のものが自然に見られるし、酔う感じもない。
頭を動かしてビルを壊したり、逆に物を避けたりするわけだが、自分が思っている動きが画面に反映され、違和感のない挙動。
ゲーム自体はまあパーティーゲームなので、特にハマるというほどではないが、パーティー的に遊べば盛り上がるかも。
・・・と思ってから、ふと気がついた。
この体験会でも、お姉さんの説明を受けつつやったわけだけど、ヘッドマウントディスプレイを装着すると、そのお姉さんも見えなくなる。(当たり前ですが)
ということは、パーティー的に皆でこれを楽しもうと思ったら、皆がディスプレイを装着することになるけど、お互い見えなくなるわけだ。
(画面上で確認したりできるのかもしれんですが)
・・・ということで、あくまで”個人”で楽しむものな気がしました。
複数人いる時に一緒に遊ぶもんではないな、と。
複数とすると、オンライン上で別ロケーションにいる人と遊んだりするのは良いかも。
しかし、モノの完成度に比して高くないのかもしれないが4万円かあ。
PS4も持ってないから、合わせて10万円弱をかけるかというと。。
僕が学生時代や一人暮らしをしている時代でゲームにハマっていたことなら買ったかも。
今はそもそもゲームにほとんど時間を使わないので買わないですね。
たまに面白い体験をしたい、という意味では、もっと強烈に完成度の高いVRをたまにゲーセンとかテーマパークとかで1000円くらいで楽しめたら良いかなあ。
・・ま、こういう実験的なものがある程度広まって、さらに技術が革新していくのをお待ちしております。
多分、エロ分野からなんだろうなあ。